Project Message

サステナブルを、
もっと加速させるために

メンバーはハードルを上げて、
超えてきた

私たちはこれまでも、サステナブルを意識したものづくりを続けてきました。5年という長期にわたって切れ味を持続させ、品質を保証するシェーバーも開発しましたし、毛玉取り器は衣類を長く愛用していただくための器具。弊社はもともとサステナブルという言葉と相性のよい会社なんです。しかし、社会を動かすためにも、当社の姿勢を認知してもらうためにも、もっと強いメッセージを発信する必要性を感じていました。そうして生まれたのが、このプロジェクトです。

当初、プロジェクトチームには「木を使った製品」という条件を出しました。しかし、チームメンバーは自らもう一段階ハードルを上げてきました。「伝統工芸品」とのコラボレーション、つまり文化を守るという意味の「サステナブル」を加えたのです。そして実際、見事にかたちにしてくれました。

ものづくりの歴史をつないでいく

信州は、ものづくりの盛んな県だと思っています。よりよいものを突きつめていくスピリッツが古くから息づいています。そして当社の製品品質もそれに支えられてきました。伝統工芸品という、この地が育み繋いできたものを守るということには、メーカーとして、そしてものづくりに携わる人間として大きな意義を感じます。

ハードルを上げた分だけ、第一弾となる「Lint Remover Magewappa」の開発には多くの苦労がありました。一方で、長く受け継がれてきた、美しさを生む技術や、真摯に取り組む姿勢に触れることができました。メンバーからはよりクリエイティブで柔軟な発想が生まれるようになったと感じています。

私のものづくりのモットーは「現状否定」と「楽しく、おもしろく」。スタート時点からそれを具現化できたプロジェクトでしたし、だからこそ自信をもてる商品ができあがったと思っています。

文化と環境を未来へ

今後は、さらに持続可能性に配慮した商品の開発に取り組みたいと考えています。再生素材を使用したり、エコフレンドリーな製造プロセスを採用したり、やれることはたくさんあります。そして、そうした取り組みはCSRの面でも、技術革新の面でも、メーカーとしての成長を後押ししてくれることでしょう。

このプロジェクトは、伝統工芸品とのコラボレーションによって、文化の継承と環境保護を同時に進めていくことが可能になりました。「地域と地球への貢献」という軸は、「お客様に感動をお届けする」というこれまでの軸と同じく、当社の屋台骨となっていきます。

地域がよりよい未来へ歩んでいくために。そして当社が地域から信頼され、必要な存在であり続けていくために。まだまだこれは、長い物語の第一章です。

マクセルイズミ株式会社 代表取締役社長
椙棟 直人

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長年受け継がれてきた技を未来へつなぐために。
地域の伝統工芸品のつくり手とIZUMIがとも
に開発したコラボレーションProductsです。

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